2014年03月10日

数学インプレッション(慶應義塾大学-経済学部)

こんにちは、ナンバー・ゼロです。今年の大学受験も折り返しはとうに過ぎ、残すは国公立大学の後期試験といくつかの私立大学の試験のみとなりました。
現高校2年生は実質受験学年へと入っており、終わりのないサイクルなのだと実感させられます。

さて、今日は数学インプレッションと言うことで、各大学・学部の入試問題を私が実際に解いて、思うところをつらつらと書いていこうかと思います。
文系が中心になってしまいますが、有名どころを中心にやっていきたいと思います。
(リクエスト等ありましたら、メールやコメントにてお願いします。)

初回である今日は、慶應義塾大学の経済学部の問題です。
この学部の入試の特徴は、明確に数学を重視している点です。
数学受験はA方式、社会受験はB方式となり、A方式は定員480人でB方式は240人です。
数学受験と社会受験を分けている私立大学は殆どありませんので、注意しましょう。

当然、国立理系の受験生が受けることが容易ですので、A方式のレベルは偏差値以上に高いものになります。
受験者層は、東大・京大・一橋など最難関国立大の受験生(文理は問わず)や医学部志望まで存在するという分厚さ。
科目数が少ないという理由で「楽勝だ」などと思っていると勝負になりませんので、ご注意ください。

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2013年06月27日

2012年度 青山学院大学 文・教育人間科学部 英語

月日の経つのは早いもので、原稿を温めつづけているうちに3ヶ月近くになりました(汗)
わざと眠らせていたわけではないのですが・・・作家先生の気持ちが垣間見えた気がします。

さて、今回は同じくAさんが受験した青山学院大学に関して触れてみることにします。
『英語の青山』と言われるだけあって、いわゆるMARCHの中では群を抜く難しさです。
対時間という観点からすれば、立教の英語も難しいということになりますが、問題自体は標準的なものです。
青学も標準的、あるいは易しいものも含まれているのですが、一般的に私立大学にはない形式の出題が見られるため、難度が高くなっているのです。実際、法学部の英語は難度が高く、50〜55%ラインでも合格に届くことがありえます。

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2013年03月21日

2012年度 上智大学 2月6日試験(仏文) 試問

ご無沙汰してしまいました。
その間に天候の移り変わりが激しく、強風や大雨、気温の上がり下がりと目まぐるしい状況でしたので、これを読んでいる皆様もどうぞご自愛ください。
 
さて、話を過去問に戻しましょうか。
前回紹介した過去問は、同日に入試が行われているいくつかの学部において、問題が共通というものでした。
そういうことからなのか、学科によっては『試問』なるものを設けているところがあります。
昨年度担当した生徒さんが受験したのがフランス文学科でしたので、そちらの分析を載せておきます。

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