現高校2年生は実質受験学年へと入っており、終わりのないサイクルなのだと実感させられます。
文系が中心になってしまいますが、有名どころを中心にやっていきたいと思います。
(リクエスト等ありましたら、メールやコメントにてお願いします。)
この学部の入試の特徴は、明確に数学を重視している点です。
数学受験はA方式、社会受験はB方式となり、A方式は定員480人でB方式は240人です。
数学受験と社会受験を分けている私立大学は殆どありませんので、注意しましょう。
受験者層は、東大・京大・一橋など最難関国立大の受験生(文理は問わず)や医学部志望まで存在するという分厚さ。
科目数が少ないという理由で「楽勝だ」などと思っていると勝負になりませんので、ご注意ください。
まず、2014年度入試の全体像をまとめておきましょう。
150点(全科目で420点)・大問数
6問・時間
80分・特徴
前半(問1〜問3)はマーク式、後半(問4~問6)は記述式と併用形式になっていることです。全体を通しての印象は、計算量が多いことです。
マーク部分の点数で足切りが行われますから、バランス良く得点していかなければなりません。
ただし、問題のレベルは標準的なもので、難関国公立を視野に入れている受験生は準備は不要でしょう。
前半をセンター、後半を2次試験だと思えば、何の問題もありません。
難度は易ですね。
典型問題かつ計算量も少ないので、しっかり確保したい問題です。
難度は標準〜やや難くらい?
設定に気がつけば(1)と(2)の計算は楽ですが、気がつかないと相当に重いでしょう。
(3)は領域の問題だと分かっても、その後の計算がきついですので、(1)(2)は最低限確保しましょう。
第3問は場合の数と確率です。
難度はやや易〜標準ですね。
(3)はド・モルガンの法則に気がつかないと時間が足りなくなるでしょう。
ただし、問題文を読んでいけば必ず気がつくはずなので、そうでない人は着眼点がずれていますよ。難度はやや易〜標準ですね。
(3)はド・モルガンの法則に気がつかないと時間が足りなくなるでしょう。
第4問は指数・対数です。
難度は標準ですね。
一見難しく見えますが、条件を式で表していくと対数方程式に帰着できるはずです。
試行錯誤というか、とりあえず試してみることが重要ですね。難度は標準ですね。
一見難しく見えますが、条件を式で表していくと対数方程式に帰着できるはずです。
ここも(2)までは確保しておかないとダメでしょう。
第5問は2次関数です。
難度は標準ですね。
特に(1)は典型問題ですから、あっさりと片づけておきたいところです。
(2)は式変形まではパターンですが、その先は問題の意図が分からないと厳しいでしょう。難度は標準ですね。
特に(1)は典型問題ですから、あっさりと片づけておきたいところです。
ただ、(1)の結果を使うことは火を見るよりも明らかですから、どさくさに紛れて答えが出るかも知れません(笑)
第6問は微分+数列です。
難度は標準ですね。
(1)はいっそのことグラフをかいて図示して考えてもいいでしょう。
そこまでは確実におさえて、それを使って(2)を解くわけですが、これも典型問題です。難度は標準ですね。
(1)はいっそのことグラフをかいて図示して考えてもいいでしょう。
見たことないはずがない問題ですから、知らないとなれば勉強不足です。
これは昔から変わりませんねぇ。
難問はともかく、奇問はありませんから、標準的な入試問題集をやっておきましょう。
『チェックアンドリピート』→『文系数学のプラチカ』などのルートが一例でしょうか。
ある程度の質と多めの量を意識して学習を進めていくと良いでしょう。
軽くすませる予定だったのに、結構な分量になってしまいました。
次回からはもう少しコンパクトにすることを心掛けますか。
今週も頑張りましょう!!