2013年10月25日

別のステージでも頑張ること

昨日、プロ野球のドラフト会議が行われました。これも秋の風物詩的なもので、希望通りの球団に入団できる選手とそうはならなかった選手で悲喜こもごもです。
やはり桐光学園の松井選手がどうなるかということが、地元横浜では関心は高かったように思います。
残念ながら横浜に残ることにはなりませんでしたが、次のステージで頑張って欲しいと思います。

さてさて、私が注目したのはそこではなく、広島に1位指名された大瀬良選手です。
九州共立大の大瀬良選手は3球団によるくじ引きの結果、広島に決まったのですが、そのくじを引いたのはなんとスカウトの方でした。
普通、この役目は監督やゼネラルマネージャーなどですが、広島は"5年間"に渡って大瀬良選手をチェックしてきた田村スカウトがくじを引く役目をになったのです。
当たりくじを引いて泣きそうになっている人を私は初めて見ましたが、それはきっと今までの時間がそうさせたのでしょう。
きっと感無量だったに違いありません。
大瀬良選手は今後の活躍で、田村スカウトに恩返しをしなければなりませんね。

ところでこの田村スカウト、昔は夏の甲子園準優勝校のキャッチャーでした。
田村選手の樟南高校は決勝で佐賀商業と対戦し、同点の9回表に満塁ホームランを打たれて負けてしまったのです。
たしかあのホームランはレフトスタンドに吸い込まれていったと記憶していますが、あのときの選手が今は別のステージでも活躍しているのを見るのは本当に励まされます。
もう20年近く昔のことになりますが、昨夜このことを考えていたら胸が熱くなりました。
道は一つではなく、どんな道に進んだとしても、そこで綺麗な花を咲かせるように日々心掛けるべきだと本当に思います。


今日はこれで終わりです。
自分を奮い立たせてくれるようなストーリーはきっと至るところに落ちていて、でもみんなはそれに気がつかないのです。
ちょっと気をつけて周りを見るだけでいくつも見つかるはずですし、もしかしたら自分自身もそんなストーリーを持っているかもしれません。
それを見つけることが出来れば、もっと刺激を持った毎日を送れるのではないでしょうか。
やる気が出ないとき、元気がなくなったときはそんな胸熱なストーリーを捜してみましょう。

それではまた。

ラベル:スポーツ
posted by ナンバー・ゼロ at 15:37| 神奈川 ☔| Comment(0) | 雑想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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