7月も残すところ2日で、忙しさもピークと言ったところですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
その中で、現在の事例と過去の事例を比べたりするのですが、一つ印象に残ったことがあります。
政治がらみの話ですが、政治的主張とは関係のない話で、単に組織運営についてです。
それがきっかけというわけではありませんが、民主党は崩壊寸前までに組織が崩れてしまっています。
数年で議員数が400から100あたりまで減少してしまえば、結束力が落ちてしまうのもやむを得ないかも知れません。
いかに国会議員とは言え、やはり期限のある職業である以上、自分の身がかわいくなってしまうのは当然です。
結果、各議員のベクトルが別方向へ向いてしまい、党としてまとまりを欠いてしまうのです。
2009年の衆議院選で負けた自民党のその後です。
あのときも自民党は民主党に大敗し、議員数を半減させてしまいました。
この状況は昨今の民主党とそっくりです。
ですが、当時の谷垣禎一総裁の元で、空中分解することなく結束し、堪え忍び、よく2010年の参議院選挙で勝利しました。
その後は皆さまご存じの通り、与党の座に返り咲きました。
そして、『きっと首相の座には手が届かないんだろう』とも思っていました。
ですが、今の民主党の状態を見ていると、谷垣さんの統率力というのは素晴らしいものだったのだと思ってしまうのです。
(これは政治信条などは全く関係なく、組織のマネジメントという点においてです。)
ですが、上手くいかなくなったときにこそトップの力量が問われるのだと、今改めて実感しました。
人を見る目が変わってしまいそうなくらい、認識が変わりました。
その組織の運営は上手くいっていますか?
上手くいってないとしたら、その原因などみんなで考えてみてはどうですか?
もしかしたら、簡単に解決するかも知れませんよ?
ブログのネタを探していると、思わぬ発見があって面白いです。
世の中の出来事を今までとは違った目線で見るようになります。
きっとライターさんは四六時中こういうことを考えてるんだろうなぁと思うと、頭が下がります(^^;)
楽しそうではあるけど、自分には真似できないかなと・・・
ラベル:政治経済
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