数十年にわたるロングセラー参考書で、「数学の参考書と言えばチャート」と考える方も多いとは思いますが、そのレベルについてそれほど正しく認識されてはいません。
その意味で、青チャートは注意が必要な教材です。
使い方を誤らなければこれほど頼りになる教材はそうそうありませんが、使い方を誤ると底なし沼にはまってしまうでしょう。
それでは特徴や注意点を見ていきましょう。
と数研出版のサイトでは表記されています。
これを見ると、入試まで対応できるのは間違いないでしょう。
文系では、東大でも青チャートで十分という人もいるくらいです。
ですので、チャートだけで『基本計算力を付けよう』などの試みはやめておいた方が無難です。
このパターンですと、「青チャートを一周したけど、問題を解けない」という状態になります。
つまり、演習量が不足してしまい、解法が定着していなかったり、頭には解法があるがそれを使えない、という事態を招きます。
学校の授業では、教科書と同時に『4STEP』や『サクシード』などの傍用問題集が配布されているはずです。
それをちゃんと使いましょう。学校の授業に合わせて進めるだけでも効果はあります。
『カルキュール』などが候補に挙がると思いますが、自分にやれそうなものを書店で選んでもOKです。
収録されている問題もレベルがそれなりに高いので、日々の学習が辛くなります。
そうならないように、白チャートや黄チャートを選択しましょう。
いかがでしたでしょうか?
貴重な時間を有効に使うためにも、参考書選びには十分に時間をかけましょう。
ご関心がおありの方、ぜひお問合せください。