2013年10月26日

今週のニュース(10月第4週)

こんにちは。どうなるかと気を揉んだ台風27号と28号は結局は関東を直撃することはありませんでした。
ですが、それでも雨は降りますので、土砂災害などに注意しなければなりませんね。

では今週のニュースです。

10月19日(土)
サウジアラビア 非常任理事国辞退
来年から国際連合安全保障理事会の非常任理事国を務めることが決まっていたサウジアラビアが、シリア問題への対応に不満を持ち、非常任理事国を辞退しました。
サウジアラビアは、シリアのアサド政権への制裁を行わなかった安保理の改革を求めています。
立候補して当選したにもかかわらず、いきなりの事態に諸外国は動揺している状態です。

10月21日(月)
日本の貿易赤字、過去最大の5兆円
財務省が発表したところによりますと、今年度上半期の貿易赤字は過去最大の5兆円規模になるそうです。
つまり、この半年で5兆円ものお金が日本から流出したことになります。
この原因としては、円安や原発停止による化石燃料の輸入増があげられるそうです。

10月22日(火)
笑っていいとも、来年3月で終了
フジテレビ系の長寿番組、「笑っていいとも」が来年3月で放送終了することになりました。
1982年から30年以上にわたって愛されてきた昼の番組で、ギネスブックにも登録されています。

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posted by ナンバー・ゼロ at 15:27| 神奈川 ☔| Comment(0) | 時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月25日

別のステージでも頑張ること

昨日、プロ野球のドラフト会議が行われました。これも秋の風物詩的なもので、希望通りの球団に入団できる選手とそうはならなかった選手で悲喜こもごもです。
やはり桐光学園の松井選手がどうなるかということが、地元横浜では関心は高かったように思います。
残念ながら横浜に残ることにはなりませんでしたが、次のステージで頑張って欲しいと思います。

さてさて、私が注目したのはそこではなく、広島に1位指名された大瀬良選手です。
九州共立大の大瀬良選手は3球団によるくじ引きの結果、広島に決まったのですが、そのくじを引いたのはなんとスカウトの方でした。
普通、この役目は監督やゼネラルマネージャーなどですが、広島は"5年間"に渡って大瀬良選手をチェックしてきた田村スカウトがくじを引く役目をになったのです。
当たりくじを引いて泣きそうになっている人を私は初めて見ましたが、それはきっと今までの時間がそうさせたのでしょう。
きっと感無量だったに違いありません。
大瀬良選手は今後の活躍で、田村スカウトに恩返しをしなければなりませんね。

ところでこの田村スカウト、昔は夏の甲子園準優勝校のキャッチャーでした。
田村選手の樟南高校は決勝で佐賀商業と対戦し、同点の9回表に満塁ホームランを打たれて負けてしまったのです。
たしかあのホームランはレフトスタンドに吸い込まれていったと記憶していますが、あのときの選手が今は別のステージでも活躍しているのを見るのは本当に励まされます。
もう20年近く昔のことになりますが、昨夜このことを考えていたら胸が熱くなりました。
道は一つではなく、どんな道に進んだとしても、そこで綺麗な花を咲かせるように日々心掛けるべきだと本当に思います。


今日はこれで終わりです。
自分を奮い立たせてくれるようなストーリーはきっと至るところに落ちていて、でもみんなはそれに気がつかないのです。
ちょっと気をつけて周りを見るだけでいくつも見つかるはずですし、もしかしたら自分自身もそんなストーリーを持っているかもしれません。
それを見つけることが出来れば、もっと刺激を持った毎日を送れるのではないでしょうか。
やる気が出ないとき、元気がなくなったときはそんな胸熱なストーリーを捜してみましょう。

それではまた。

ラベル:スポーツ
posted by ナンバー・ゼロ at 15:37| 神奈川 ☔| Comment(0) | 雑想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月22日

センター試験、廃止へ

本日、政府の教育再生実行会議は大学入試センター試験を廃止し、新たに「達成度テスト(仮称)」を創設する方針を固めました。

この「達成度テスト」は"基礎"と"発展"の二段階に分けられ、高校在学中に複数回受験できるようになる模様です。

基礎レベルの特徴・用途は以下のとおりです。

『高校での学習達成度の把握』
『推薦・AO入試の学力判定に利用』

発展レベルの特徴・用途は以下のとおりです。

『大学が求める学力判定に利用』
『1点きざみではなく、レベルごとに段階表示』
『大学受験での基礎資格的な利用』

今の段階では、各大学がどのようにこれらを利用するのかは不明ですが、一般受験では"発展レベル"を指定して受験させるのでしょうか。
そして、「レベル××以上で受験資格」などと決め、足切りに使うというのがイメージしやすいです。

複数回受験可能というのは、ありがたいシステムに思えますが、これだと私立と公立の間の差がはっきりと出てきます。
一般に中高一貫の私立高校では、高校2年生の間に受験での範囲が終了し、高校3年生では受験勉強を行います。
ですが、公立高校では、受験ギリギリまで範囲が終わらない学校も多く存在します。

試験の出来不出来がある程度は確率に左右されるとして、複数回受験可能とすると、回数を多く受けられる私立高校の生徒の方が有利になるはずです。
こうなると格差の固定を呼んでしまう可能性が高くなりますから、それをいかにして回避するか、しっかりとした制度設計が必要でしょう。

また、平行して大学の出口での改革も必要でしょう。
特に文系では、大学を卒業しさえすればOKという状態で、在学中に何を学んだのかを評価してくれる企業は少ないのです。
本来自由競争であるべきところに、政府が介入するのは好ましくありませんが、もう少し健康な状態にするためにも、口を出すべきでしょう。


今日はこれで終わりです。
また続報などが入りましたら、ここで取り上げたいと思います。
その際はまたよろしくお願いいたします。

それでは。
posted by ナンバー・ゼロ at 16:33| 神奈川 ☁| Comment(0) | 大学受験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする